道を歩いていたり車を運転していると、必ず見かける道路標識。「止まれ」や「40km」といった指示標識や表示もあれば、その土地や川など自然物の名称を示した案内標識など、種類も様々です。そんな標識・表示に関するうんちくです。
公道はもちろん、私道にも見かけることのある標識・標示ですが、さて、誰が設置しているのでしょうか。傾いた標識や擦り切れて見えない表示などは、誰に報告したらいいのでしょうか。実は標識も標示も、設置する機関が道路交通法で決められているのです。
まず、それぞれを設置できるのは「都道府県公安委員会」と国や県などの「道路管理者」の二者定められています。
そのうち標示は原則的に都道府県公安委員会の管轄です。また、標識のうち規制標識のほとんどや指示標識、それに伴う補助標識なども都道府県公安委員会が管理しています。考え方としては、交通法に基づいた指示や規制を示すものが公安委員会であるとするのが分かりやすいでしょう。標示と標識が対応するというのも特徴的です。
道路管理者の管轄となるのは、すべての案内標識と警戒標識、一部の規制標識よ補助標識です。山や川、街の名称などはもちろん、「落石注意」などその土地特有の警戒を促すもの、「最大幅」や「高さ制限」など、道路環境に合わせた一部の規制などを行うことができます。
さらに一部の標識は両者とも必要に応じて設置できるものもあり、標識・標示の管理は思いのほか複雑だったりします。
事故か何かで傾いた標識や、削れて見づらい標示に出会ったとき、どこに連絡をしたら対応が一番早いのか。そんな場面で役に立つかもしれない、立たないかもしれないうんちくでした。

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